2025年1月から、清野菜々さん主演のドラマ「119エマージェンシーコール」がスタートします。
このドラマはいったいどんな内容なのでしょうか?
みどころやキャスト、主題歌などをまとめました!
主題歌は羊文学の新曲「声」
羊文学が新曲「声」を発表しました。この楽曲は、2025年1月13日から放送される主演・清野菜名さんの月9ドラマ「119エマージェンシーコール」の主題歌に起用されています。
ドラマは消防局の通信指令センターを舞台に、緊迫した現場で命をつなぐ指令管制員たちの姿を描いたもの。このテーマに寄り添い、様々な“声”を想起させる一曲として書き下ろされました。
羊文学は、「指令管制員の仕事は非常にタフな環境でありながら、彼らもまた悩みを抱える等身大の人間」としたうえで、「迷いや葛藤を抱えながらも前に進もうとする人々に寄り添う楽曲を届けたい」とコメントしています。
新曲「声」は、助けを求める声、自分自身の声、そして運命の声など、聞き手それぞれが思い描く声を感じられる楽曲です。人生のどこかでふと思い出し、力になれる曲になればという願いが込められています。
また、羊文学は横浜アリーナでの初単独公演を成功させ、アジアツアーやハワイでのライブなど活動の幅を海外にまで広げており、今後のさらなる活躍が期待されています。
「119エマージェンシーコール」どんなドラマ?
ドラマ「119エマージェンシーコール」は、消防局の通信指令センターを舞台に、命をつなぐ最前線で働く指令管制員(ディスパッチャー)たちの奮闘を描いた作品です。
主演の清野菜名が演じるのは、優れた判断力と冷静な対応で知られるベテラン指令管制員。
彼女は日々、火災や救急など119番通報に対応しながら、助けを求める人々の声に耳を傾け、迅速に指令を出していきます。
物語は、彼女の職場に新しく配属された新人指令管制員や同僚たちとの人間関係を中心に進んでいきます。
緊迫した現場の裏では、それぞれのキャラクターが抱える葛藤や悩みもリアルに描かれています。
命の危機と向き合う中で描かれる人間ドラマが見どころです。
最新の技術を駆使した消防司令センターの再現や、消防・救急活動のリアルな描写が、緊迫感と臨場感をさらに高めています。
ドラマ「119エマージェンシーコール」の見どころ
本作の魅力は、消防局の指令管制員(ディスパッチャー)にスポットライトを当てている点です。
医療ドラマは数多く制作されていますが、指令管制官を主人公にした作品は非常に珍しく、ユニークな視点で描かれています。
たとえば、ドラマや映画『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』でいえば、危機管理対策室のメンバーが主人公になったような新鮮さを感じられるでしょう。
また、同じ指令室を舞台としたドラマとしては『ボイス 110緊急指令室』シリーズがありますが、こちらは警察の110番通報を扱うのに対し、「119エマージェンシーコール」では消防や救急への対応を描いている点で異なります。
この違いが本作をより個性的なものにしています。さらに、本作は完全オリジナルストーリーのため、次に何が起こるかわからない緊張感や展開の楽しみがあり、期待が高まります。
横浜市消防局の全面協力により、大型マルチディスプレイやシステム監視装置、LIVE映像通信システムを備えた最新の消防司令センターがセットとして完全再現されている点も注目ポイントです。
ドラマであまり見られないリアルな消防司令センターの様子が描かれるのも見どころの一つといえるでしょう。
「119エマージェンシーコール」キャストは?
ドラマ【119エマージェンシーコール】キャストはこちら
■横浜市消防局・司令課3係の人々
- 清野菜名 役:粕原雪(かすはら・ゆき)(新人指令管制員)
- 瀬戸康 役:兼下睦夫(かねした むつお)(指令管制員。元消防士。雪の教育係)
- 見上愛 役:新島紗良(にいじま・さら)(指令管制員。雪より年下だが先輩)
- 一ノ瀬颯 役:与呉心之介(よご・しんのすけ)(指令管制員。救急救命士の資格あり)
- 前原滉 役:箕輪健介(みのわ・けんすけ)(指令管制員。学生時代は落語家志望)
- 中村ゆり 役:高千穂一葉(たかちほ・かずは)(司令課3係の係長)
- 佐藤浩市 役:堂島信一(どうじま・しんいち)(司令課3係の主任。“伝説の指令管制員”)
■横浜市消防局の人々
- 酒井大成 役:上杉昴(うえすぎ・すばる)(横浜市消防局・中央消防署の消防士)
- 三浦獠太 役:田中悠(たなか・ゆう)(横浜市消防局の総務課に所属する田中悠)
- 谷恭輔 役:飯田慎吾(いいだ・しんご)(横浜市消防局・中央消防署の消防救助隊長)
■粕原家
- 蓮佛美沙子 役:粕原小夏(かすはら・こなつ)(雪の姉)
- 堀内敬子 役:粕原春香(かすはら・はるか)(雪の母)
- 遠山俊也 役:粕原銀(かすはら・ぎん)(雪の父)
瀬戸さんが語る役柄の印象と見どころ
瀬戸康史さんは
「兼下は不器用な人なのかなという印象です。
兼下は2年前に起きたあることがきっかけで通信指令センターに来たという訳アリなキャラクターですが、まだ過去を引きずっている兼下がどう乗り越えていくのか、そしてこれから仲間たちとどう過ごしていくのか、119番の通報をしてきた方とどう接していくのか、彼の成長物語でもある」」
と役について語っています。
まとめ
今回は、2025年1月からスタートする月9ドラマ「119エマージェンシーコール」について、あらすじやキャスト、主題歌についてまとめました。
この作品がどのように緊迫感と温かみを兼ね備えたドラマに仕上がるのか、放送開始が楽しみですね!