「TOKYO MER南海ミッション」もう鑑賞しましたか?
すごい迫力でしたね!最後まで鳥肌が収まりませんでした・・・
今回紹介するのは、噴火のモデル地となった「諏訪之瀬島(すわのせじま)」。
こは、鹿児島県十島村に属するトカラ列島の有人島のひとつです。
どんな島なのか、旅行に行けるところなのか、徹底解説します!
南海MERのロケ地「諏訪之瀬島」はどんなところ?

諏訪之瀬島は、面積27.6 ㎢、周囲約24.5 km、標高799 mの活火山・御岳(おたけ)を抱え、現在も頻繁に噴煙を上げています。
1813年(文化10年)の大噴火で一時無人島になった歴史もあり、現在でも火口から半径概ね1km以内の立ち入りは禁止されています。
諏訪之瀬島は、映画内では「北部」と「南部」に分かれていましたが、実際は島の北部と南部で人口が分かれているわけではなく、人口は主に島の南西部に集中しているのが現状です。
人口は、2025年8月時点では住民基本台帳ベースで 84人に増加したというデータも確認されています。
東京からのアクセス
1. 東京 → 鹿児島
飛行機(羽田または成田から直行便あり)で鹿児島空港へ。所要時間は約1時間50分〜2時間程度(便による)。
なお詳細な情報は、航空会社の最新スケジュールを確認してください。
2. 鹿児島 → 諏訪之瀬島
- 交通手段: 定期船「フェリーとしま2」のみがアクセス手段で、航空便などはありません。
- 運航頻度: 鹿児島港からは週に2便(月曜と金曜夜出航)、翌朝に諏訪之瀬島到着が一般的です。帰路は水曜または日曜日に設定されています。
- 所要時間: 約8~10時間。鹿児島→諏訪之瀬島は午前8時頃の到着。
- 注意点: フェリーは悪天候で欠航しやすいため、計画はフェリー運航スケジュールに合わせ、鹿児島での前泊や帰路の宿泊も検討するの
島での見どころは?
御岳(おたけ)の噴煙と火山風景
島の中央にそびえる活火山。頻繁に噴煙を上げる姿は『南海ミッション』に登場した火山シーンのモデルです。
作地温泉

島で唯一の天然温泉。満潮時に船でのみアクセス可能な、岩に囲まれた露天風呂で、自然の息吹を感じる癒しスポットです。
特殊地形「溶岩原」
火山活動の痕跡を間近で感じられる野趣あふれる地形で、観光評価の高いスポットのひとつです。
とんだち岬/ドクロ瀬
島の北端にある絶景ポイント。風が穏やかな日は船でアクセス可能ですが、風が強いと危険を伴うため、船の待機必須です。
- 宿の予約は非常に困難。早めの確保が必須です。
- 売店や飲食店がない場合もあるため、食料や飲み物を多めに持参するのがおすすめ 。
- 案内や移動には島のガイドを利用すると安心(予約は最低3日前まで)
堪能したい!諏訪之瀬島の「名産・おいしいもの」
- とからびわ:十島村の特産品であるびわ。2月〜5月にかけて市場で出回り、その甘さとみずみずしさが評判です。
- 島バナナのコンフィチュール:宝島産の島バナナを使った濃厚なジャムで、風味も食感もそのまま楽しめる逸品。鹿児島県新特産品コンクール観光連盟賞を受賞しています。
- 天然海水の手作り塩:トカラ列島の自然海水を濃縮して作られたミネラル豊富な塩は、ほのかな苦みと甘みの絶妙なバランスで素材の旨味を引き立てます。
- “諏訪之瀬島テンペ”:島ぐるめコンクール特産品部門で注目された一品。大豆発酵食品のユニークなアレンジです。
まとめ
今回は、TOKYO MER南海ミッションでロケ地となった「訪之瀬島」を紹介しました。
旅行に行く場合のポイントをおさらいしておきます。
行程 | ポイント |
---|---|
鹿児島で前泊 | フェリー時間に間に合わせるため、鹿児島市内で前泊が安心。 |
出発日は余裕を持って | 欠航リスクを避けるため。 |
諏訪之瀬島は2泊推奨 | フェリー往復に合わせて最低2泊、島内観光を無理なく楽しめます。 |
防災情報に注意 | 火山の活動状況や警戒レベルを事前に確認。 |
旅を計画する際は、アクセスや宿泊の事情、食料備蓄にも配慮しつつ、映画の世界観そのままの「リアルなロケ地体験」を楽しんでみてくださいね。