2024年1月29日、人気ドラマ「セクシー田中さん」の原作漫画を手掛けた芦原妃名子さんが栃木県内で亡くなっていたことが報じられ、大きな衝撃を与えました。
この訃報には、ドラマの脚本を巡るトラブルが背景にあったとされています。
この記事では、以下の点に注目してまとめてみました。
- 芦原さんとドラマ制作側との間に何があったのか？
- 事件の経緯を時系列で整理
芦原妃名子さんの訃報
2024年1月29日、漫画家の芦原妃名子さんが栃木県のダムで亡くなっているのが発見されました。
彼女の知人や仕事関係者が「連絡が取れない」と警察に相談し、その後、警察による捜索が行われました。現場の状況などから自殺と見られています。
芦原さんの出版社である小学館も、この訃報に際し声明を発表しています。
脚本を巡るトラブル
「セクシー田中さん」のドラマ化に際して、芦原さんと日本テレビ（日テレ）との間で脚本を巡るトラブルがあったことが明らかになっています。
具体的には、芦原さんは「原作に忠実であること」を条件にドラマ化を許可していましたが、ドラマ制作側が大幅に脚本を改変したことで意見が対立していたといわれています。
トラブルの時系列
1. ドラマ放送開始
2023年10月、「セクシー田中さん」のドラマが日テレで放送開始。
2. 脚本の改変問題
芦原さんは、ドラマの脚本が原作から大きく逸脱していることに強く抗議しました。
3. 日テレの対応
芦原さんの抗議にもかかわらず、日テレ側は彼女の意見を受け入れず、対立が続きました。
4. 芦原さんによる脚本執筆
芦原さんは最終的に自ら脚本を執筆することを決断し、物語の流れを修正しようとしました。
5. 脚本家のSNS投稿
ドラマの脚本家がSNSで不満を表明し、これがさらに状況を混乱させました。
6. 芦原さんの説明と投稿削除
芦原さんはX（旧Twitter）で状況を説明しましたが、その後その投稿は削除されました。
7. 訃報
2024年1月29日、芦原妃名子さんが亡くなっているのが発見されました。
遺書が見つかっており、警察は自殺の可能性が高いと判断しています。
トラブルの要因
このトラブルの背景には、芦原さんが「原作に忠実であること」を強く求めていたにもかかわらず、制作側が大幅にプロットやキャラクター設定を変更したことがありました。
特に、主要キャラクターや重要なシーンが変更されたことに、芦原さんは強い不満を抱いていました。
最終的には、彼女が脚本を執筆することになったものの、その過程での精神的負担が大きかったと報じられています。
まとめ
芦原妃名子さんの訃報は、多くの人々に衝撃を与えました。
彼女は「セクシー田中さん」のドラマ化をめぐり、脚本の改変に対して強い意見を持っており、制作側との対立が続いていました。
このトラブルが彼女の死に直接関与しているかは不明ですが、時期的に重なっていたことからも、その影響が少なからずあったと考えられます。
とても残念なニュースであり、彼女の作品を愛したファンにとっても大きな喪失です。
