ABCテレビ番組「探偵ナイトスクープ」に、目をつぶっても匂いで物を当てる驚きの嗅覚を持った8歳の少女が登場していました。
友達の匂いを嗅ぎ分けたり、ペットボトルのお茶を瞬時に当てたり、さらには色紙のメーカーまで言い当ててしまうこの子。
驚きましたね〜！
でも、絶対嗅覚って聞いたことないですよね。
本当にそんな能力があるのでしょうか？
この少女にどのような能力が備わっているのでしょうか？
不思議になったので調べてみました。
なぜ目をつぶっていても匂いで分かる？
探偵ナイトスクープに出ていた「絶対嗅覚」があると言われていた女の子は、目をつぶっていても友達の匂いやお茶の匂い、色紙の匂いまで言い当てます。
なぜ、このようなことができるのでしょうか？
嗅覚過敏症の可能性がある
まず考えられるのは、この女の子は「嗅覚過敏症」かもしれないということです。
嗅覚過敏症という状態は、通常の人よりも遥かに敏感な嗅覚を持つ人を指します。
こうした人々は、香りの微妙な違いを嗅ぎ分けることができ、特定の物質や成分を他人よりも敏感に感じ取ることができます。
この女の子が「絶対嗅覚」と呼ばれるほどの嗅覚を持っているのも、この嗅覚過敏の一種かもしれません。
記憶力と嗅覚と繋がっている
彼女が持っているもう一つの可能性は、嗅覚と記憶力が強く繋がっていると考えられます。
嗅覚は他の感覚よりも記憶と強く結びついています。
特定の香りを嗅いだとき、その香りがどんな状況で嗅いだかを詳細に思い出すことがありますよね！
この女の子は、過去に嗅いだ香りをしっかりと覚えていて、その記憶が蘇っているのでしょうね。
共感覚の可能性
また、色紙の色やメーカーまで嗅ぎ分けられるというエピソードから、彼女は「共感覚」の可能性もあるそうです。
共感覚とは、1つの感覚が他の感覚と結びつく状態で、例えば「音が色に見える」や「数字に色を感じる」といった感覚の融合が起こります。
少女の場合、香りと色や質感、記憶が結びついているのかもしれません。
「絶対嗅覚」は科学的にありえるのか？
「絶対嗅覚」という概念は、日常会話では特別に優れた嗅覚能力を指す言葉として使われることがありますが、科学的には「絶対嗅覚」という用語は存在しません。
ただし、人間には嗅覚の感度に個人差があり、一部の人々が他の人よりもはるかに敏感な嗅覚を持っていることは事実です。
絶対嗅覚という用語は存在しませんが、彼女は非常に発達した嗅覚を持っているか、記憶や感覚統合能力が特に優れているのかもしれません。
特別な嗅覚を持っている人に適した職業は？
このような特別な嗅覚を持つ人に適した職業をあげてみました。
嗅覚に特化した職業として、
- ワインのソムリエ
- 香水の調香師
- フードテイスター
- 食品開発者
など、多くの選択肢があります。
また、科学的な研究でも、嗅覚と記憶の結びつきについて今も研究が続けられていますので、嗅覚に関する新しい発見や医療技術の進歩にも貢献するかもしれませんね！
まとめ
今回は、「探偵ナイトスクープ」に登場した8歳の女の子の「絶対嗅覚」と言えるほど驚異的な嗅覚能力について調査しました。
お友達の匂いは、シャンプーや柔軟剤の匂いで分かるのかもと思いましたが、折り紙の色を、しかもメーカーまで言い当てたのは本当に驚きましたね。
特殊な能力なので、様々な企業から注目されることでしょう♪
彼女がどのような道を進むのか、興味深いですね！
