夏は10分でも危険!犬の車内放置NG行為とは?SNSでの反応も調査

夏になると、必ずと言っていいほど目にするニュースが、赤ちゃんの車内放置。

先日は、発見した人が激怒していたニュースも目にしました。

これは、赤ちゃんに限った話ではなく、犬の車内放置もよくある話なんだそうです。

今回は、夏の暑い日に車内放置された犬の実態や、ペットを飼っている人がついやってしまいがちな危険ポイントをまとめました。

目次

【NG行為①】ちょっとだけ買い物に行く

「エアコンを効かせて走ってきた直後だから、しばらく車内は涼しいままだろ」

ともっている人は、大きな誤解です。

気温35度の日の炎天下に駐車したとすると、それまでエアコンのおかげで車内平均温度26度だった車内の最高温度は、約10分で35度~40度になります。

到底、犬には耐えられない温度ですよね。

人間でも、15分は我慢できません。

犬は助けを呼べませんので、「ちょっとだけ」という考えはダメ!!

実際にあった話

2019年8月1日~8月31日の期間でJAFが出動した「キー閉じこみ」の救援のうち、ペットが車内に残されたままのケースは全国で29件発生してます。

炎天下で閉じ込めてしまうと最悪の結末にもなりかねません。

【NG行為②】エアコンをつけているから大丈夫

次に、「エアコンをつけていれば大丈夫」という考えもやめておいた方がいいです。

エンジンをかけてエアコンを効かせれば問題ないというのは誤りで、そもそも、エンジンかけたままドライバーが車から離れること自体が違法になります。

道路交通法では、

車を離れるときは、エンジンを止め、パーキングブレーキをかけて「停止状態を保つための措置」を講じなければならない。

とあります。

つまり、「ちょっとした買い物で15分もかからないしエンジンを切るとエアコンも切れるのでかけっぱなしでもいいだろう」と、コンビニの駐車場などでこれを行うと道路交通法違反となります。

また、エアコンを作動させていたとしてもエアコンのスイッチをOFFにしてしまう可能性もあります。

この場合、エンジンがかかったまま閉じ込められてしまうことになり、ダッシュボードやハンドルなど場所によっては60度以上にもなります。

フロントガラスにサンシェードをしていても、直射日光をさえぎるだけで温度上昇を抑える効果はほとんど期待できないそうです。

【NG行為③】エアコンの設定温度

実は、犬は人間よりも湿気のダメージを受けます。

犬は発汗できないため、湿度が高くなるとより体内に熱がこもり、熱中症の危険性が高まります。

もし犬と一緒に車で出かけるなら、人間が少し寒いと感じるくらいのエアコンをかけてあげるのが、犬には一番望ましいのだそうです。

我が家の愛犬も、梅雨に入ると体調を崩すことが多く、エアコンの設定温度を低くすると元気になりました。

また、夏にお出かけするなら、朝か夕方の涼しい時間帯を選ぶとよいでしょう。

車内放置された犬 SNSでの反応は?

SNSでもたくさんの声があがっていました。

犬を飼う責任をしっかりと持ってもらいたいですね。

法律では・・・

環境省による令和元年6月に改正された動物愛護管理法では「愛護動物をみだりに殺し又は傷つけた場合は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金に処される」ほか、「その健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束し~中略~適正を欠いた状態で愛護動物を飼養し若しくは保管することにより衰弱させること」で、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されることになる。

まとめ

今回は、「夏は10分でも危険!犬の車内放置NG行為とは?SNSでの反応も調査」についてまとめました。

犬を連れて家族でお出かけすると、とても楽しいですよね!

ただし、夏場は要注意です。

私も以前、夏場に愛犬を連れてドライブに行ったことがありますが、帰宅してから愛犬の調子が悪くなりました。

夏のレジャー、楽しいのは人間だけなのかもしれませんね・・・

とは言え、愛犬と遊びにいくのはとても良いことです。

環境をしっかり整えて、人間も犬も楽しいお休みを過ごしたいですね!

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