パリオリンピックで10メートル高飛込シンクロで銀メダルを獲得したトーマス・デーリー。
東京オリンピックでは金メダルを獲得しています!
そんなトーマスが観客席で編み物をしている姿をテレビで見かけることもありますよね。
なぜ編み物を始めたのでしょうか?
追記:2024年8月13日、トーマス・デーリーが飛び込み選手としての引退を表明しました。
トーマス・デーリーはなぜ編み物ができる?
今回、パリオリンピック中に編み上げたデザインは、イギリス国旗とフランス国旗があしらわれています。
袖には5回目の五輪出場を記念し「5」の文字と名前のイニシャル「TD」が編まれています。
トーマスは、新型コロナウイルスによるロックダウン(都市封鎖)を機に編み物を始め、完全に趣味として編んでいるそうです。
趣味の範囲を超えていますよね!
編み物について、トーマスはこのように言っていました。
何も考えずに編めるからマフラーは試合中に最適。
予選は長いから、常に競技に集中していると気持ちが持たなくて。
編み物をすることで精神的なリカバリーができるんだ
トーマスさんならではの、気持ちの落ち着け方なんですね!
そして得意となった編み物をインスタに載せました。
この編み物インスタでは、
- 脳腫瘍患者やその家族
- 小児ホスピス
など、チャリティも積極的に呼びかけています。
【画像】トーマス・デーリーのニットを紹介!
それでは、他にどのようなニットを編んでいるのか紹介しますね。
デザインも寸法を図るのもすべて一人でされています。本当にお上手ですよね!
観客席で編み物をするトーマスさんは世界中で話題になっていますが、日本では「編み物王子」と呼ばれています。
トーマスさんの編み物について、コメントがたくさん寄せられています。
- 手編みとは思えないくらいのクオリティ!年々編み物のレベルがUPしていくのでこの方の作品見るのが楽しみです。
- やるね!凄いね!日本では編み物好きなおば様とか多いから、イベントとかしたら凄いと思うよ。番組も持てちゃうよ。日本に来たらええのに
マッチョな体にかわいらしいニットがミスマッチ過ぎて引き込まれますよね・・・!
トーマス・デーリーには壮絶な過去があった
今でこそ、アイドル的な存在であるトーマスさんですが、実は幼少期から大人になるまで様々な辛い過去がありました。
2013年、27歳のときに同性愛者であることを公表したしました。
お相手はアカデミー賞脚本家のダスティン・ラン・ブラックさんです。
トーマスさんはこのとき「どんなに孤独を感じていても一人じゃないし、仲間がいる。私が五輪王者になったように、みんなも何だって成し遂げられる」とメッセージを発信しています。
トーマス・デーリーの壮絶な過去
- 14歳で初出場した2008年北京五輪後、アイドル的な人気へのやっかみからか学校でのいじめに悩まされた
- 2011年には最愛の父が脳腫瘍のため40歳の若さで他界
- 性的指向に関し、同性愛嫌悪者からインターネット上で卑劣な中傷を受けた
2012年、ロンドン五輪で男子高飛び込みの銅メダルを獲得した後、翌年の2013年に同性の恋人がいることを公表しています。
そして2017年に結婚し、翌年には代理出産による息子も誕生しました。
こんな素敵な暮らしができるもの、様々な問題を乗り越えてきたからこそですね!
まとめ
今回は、「【オリンピック飛び込み】トーマス・デーリーの編み物が可愛いと話題!実は壮絶な過去も」についてお伝えしました。
トーマス・デーリーさんがなぜ編み物を始めたのか、編み物に対する思いや壮絶な過去が分かりました。
これからも、幸せな暮らしがずっと続きますように・・・!