2025年の第76回NHK紅白歌合戦で、男性5人組のダンスボーカルグループ M!LK(ミルク) が 白組トリ(最後の出演枠)を務めることが話題になっています。
初出場でトリというのは珍しく、「なぜ選ばれたの?」という疑問が多く聞かれます。
今回はその理由をわかりやすく解説します。

① 「イイじゃん」がSNSで大ヒットした
まずM!LKが紅白出演の大きな理由として挙げられているのが、2025年3月リリースの楽曲 「イイじゃん」 の大ヒットです。
この曲はSNSを中心に大きく拡散され、累計再生数がSNSで数十億回にも及ぶ勢いで注目を集めました。
「イイじゃん」のフレーズは若者の間で話題になり、2025年の流行語大賞の候補にもノミネートされています。
これだけ世間の関心を集めたヒット曲は、NHK側から見ても「その年を象徴する曲」として評価できる存在です。
② 結成10周年と節目の年
M!LKは2015年にデビューしており、2025年にちょうど結成10周年を迎えています。
長年の活動の中でファンを増やし続けてきたという歴史と、10周年という大きな節目が、紅白出演の“勢い”のひとつになっています。
メンバー自身も「10周年という節目の年に紅白に出たい」という強い思いを表明しており、長年の夢が叶った形です。
③ NHKが今年の音楽シーンを象徴する顔ぶれを重視
2025年の紅白歌合戦は、多数の初出場アーティストがラインナップされました。
M!LKのほかにも、若手人気アーティストやSNSで注目される新人が多く並び、NHKが幅広い音楽シーンを反映した選曲を意識していることが感じられます。
これは
✔ 歴史あるベテラン
✔ 実績のある中堅
✔ そしてSNS発の人気アーティスト
という 世代やジャンルをつなぐ布陣を作るという狙いもあると見ることができます。
紅白歌合戦のトリは、「年末の締めにふさわしいアーティスト」として位置づけられています。
テレビ・SNS・ライブ活動などで旬の注目度が高いアーティストが選ばれる傾向があり、2025年はM!LKの「イイじゃん」の広がりが、まさに年を締めくくる顔として評価された可能性が高いです。
④リーダー佐野勇斗さんのドラマ・映画出演歴がすごい
M!LKのリーダーでもあり、俳優としても活躍する 佐野勇斗さん は、音楽だけでなく映像作品でも多彩な役柄をこなしています。
最近の活動からこれまでの代表出演作までご紹介します。
ドラマ出演
① 『ESCAPE それは誘拐のはずだった』
- 放送:2025年
- 役どころ:誘拐犯・林田大介役でW主演。
- M!LK・吉田仁人さんとも共演し話題に。
② NHK連続テレビ小説『おむすび』
- 放送:2024〜(朝ドラ)
- 役どころ:四ツ木翔也役で朝ドラ初出演。
- 朝の連続ドラマという大きな舞台でも存在感を発揮。
③ 『砂の塔〜知りすぎた隣人』
- 放送:2016年(TBS系)
- 役どころ:高野和樹(菅野美穂演じる主人公の長男)
- 連ドラへの出演として注目を集めた作品。
④ 『俺たちはあぶなくない〜クールにさぼる刑事たち〜』
- 放送:2020年
- 佐野勇斗さんが刑事役で出演した人気ドラマ作品。
映画出演
佐野勇斗さんは映画でも数多くの作品に出演しています。
『青夏 Ao-Natsu』(実写映画)
- 2018年公開
- 主演を務め、青春恋愛映画として人気の作品。
『小さな恋のうた』
- 2019年公開
- 純粋な恋愛映画で存在感を示した作品。
『凜-りん-』
- 2019年公開
- 主演作として評価された作品。
『3D彼女 リアルガール』
- 2018年公開
- 人気マンガ原作の映画版にも出演。
『かぐや様は告らせたい』シリーズ
- 2019年・2021年・ファイナル版など多数出演。
『嘘喰い』
- 2022年公開
- 大ヒット作に出演。
『劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』シリーズ
- シリーズ複数作品に出演。
『六人の嘘つきな大学生』
- 2024年に公開された映画作品。
『劇場版 トリリオンゲーム』
- 2025年公開の話題作にも出演。目黒蓮さんとの共演が話題に。

佐野さんは M!LKとしての音楽活動と並行して俳優業を積極的に行い、ドラマ・映画いずれでも多彩な役をこなす実力派!
まとめ
M!LKが2025年の紅白歌合戦で 初出場・トリ担当を果たした理由 は、おおまかに言えば次の4つです。
- SNSで爆発的ヒットした「イイじゃん」の存在感
- 結成10周年という節目の年
- NHKがその年の音楽シーンを象徴するアーティストを重視した選考
- リーダーの佐野さんの知名度が高い
これらが重なり合い、M!LKは年末の大舞台に抜擢された、と見ることができます。
「なぜトリに?」と疑問に思った人も、この記事を読めば理由がよくわかりますよね!
今年の紅白は、M!LKの勢いが日本の音楽シーンを象徴する年末になるかもしれません。







