今年も始まった全国高校野球選手権。
盛り上がっている最中、熱中症で倒れる球児が後を経ちません。
昭和の時代とは違い、明らかに地球は温暖化しています。
このような状況の中で、なぜ甲子園での開催を続けるのでしょうか?
なぜ甲子園をドームにしない?
高校野球を開催している甲子園は、周知の通り屋外です。
そのため、昨今の地球温暖化・熱中症警戒アラートの対策として、高校野球も昼間は開催しない制度を導入していました。
そもそも、なぜドームしないのかとい声もたくさんあがっています。
調べてみたところ、ドームにしない理由がこちら。
甲子園をドームにするにはお金が足りない
甲子園球場を運営する阪神電気鉄道の2024年時点の純資産は1518億円程度だそうです。
2023年度の純利益は131億円ほどのようです。
ドームに建て替えするにしても500億ぐらいはかかるそうです。
10数年前に検討されたそうですが、 費用対効果が悪くて却下されたとのこと。
また、ドームにしたら維持費が高くなるそうです。
甲子園をドームにするには耐震が足りない
甲子園をドームにするには、構造的に耐震が足りないそうです。
そうなると、建て替えではなく、全てを取り壊し建て直すことになります。
何千億の費用がかかってしまいます。
やっぱり甲子園でやることに意義がある?
甲子園の青空の下でやることに意義がある!という人もいます。
また、このような意見もありました。
実際、高校球児はどう思っているのでしょうか・・・?
甲子園での開催 SNSなどの声は?
高校野球を甲子園で開催することについて、他の意見もまとめてみました。
甲子園球場での開催はそろそろ終わりにしてドーム球場で開催するよう真面目に考える時期にきていますね。このままでは選手や観客で亡くなる人が出てしまいそう。
甲子園がドームにできないなら、他のドームで持ち回り開催でいいのではないかという意見もありました。
熱中症で足がつった場合の対策 水分補給は逆効果?
専門家の意見として、このようなコメントがありました。
選手が足を攣ると真っ先に水分補給を行っていますが、仮に水分は十分なのに必要なミネラル不足でそうなっているとしたら、血中の濃度が低くなり、むしろ逆効果となる場合があります。
水分と合わせて、サプリメントに頼ってカルシウムを十分に摂取する事をオススメしたいです。
足がつったのは、おそらくミネラル(カルシウムやカリウム)不足ではないかということです。
特にカルシウムは体中の神経伝達に大きく関わっているにも関わらず、食べ物だけで十分な量を補うのはかなり難しいそうです。
これだけ気温が上昇しているときは、サプリメントに頼ることも考えた方が良さそうですね。
まとめ
今回は、熱中症アラームが続いている甲子園で高校野球開催をやめない理由について調べてみました。
SNSでは、
- このまま甲子園でやるべき
- 甲子園をドームにするべき
- ドームのある球場で開催するべき
などの意見がありました。
昔より明らかに気温が上昇しているこの時代。
先日、熱中症により一生寝たきりになっている少女のニュースも見ました。
高校野球の開催のみならず、もっと慎重に対策をしていかなければいけませんね。