ファッション界で知らぬ者はいないNIGO(ニゴー)さんが、HUMAN MADEの上場で再び大きな注目を集めています。
「そもそもNIGOって何者?」「どうやって資産家になったの?」
と気になっている人も多いはず。
さらに妻の牧瀬里穂さんとの出会いも紹介!
この記事では、NIGOさんの経歴からブランドの成功、夫婦の馴れ初めまで、気になるポイントをまとめて解説します。
NIGO は何者?なぜ資産家になった?


NIGO氏の本名は長尾智明です。
彼は1990年代に日本のストリートファッション界で一気に頭角を現したクリエイター兼起業家です。
文化服装学院で学び、ライターやスタイリストを経験した後、自分の感覚を信じてファッションの道へと進みました。
1993年、東京・裏原宿にセレクトショップをオープン。
その流れから立ち上げたのが A BATHING APE(BAPE)でした。
猿をモチーフにしたエイプヘッドや、独自のカモ柄などインパクトあるデザインで、若者文化やストリートカルチャーに火をつけたんです。
ただ、その後も彼の成功ストーリーは ブランドで着実に稼ぐという単純なものではありません。
BAPEは2010年代に入り、創業者であるNIGOがブランドから離れるなど変遷を迎えます。
それでも NIGO は諦めず、2010年に新ブランド HUMAN MADE を立ち上げます。
そして2025年11月、HUMAN MADE は東証グロース市場へ上場を果たし、公募価格を上回る評価に。
これにより NIGO の保有株は大きな価値を持つことになり、実質的に資産家の仲間入りをしたというのが現状です。
牧瀬里穂とNIGOの馴れ初めは?

二人が出会ったのは2004年、共通の友人を介した食事会だったそう。
NIGOはその時、牧瀬のことを以前から気にかけていたファンの一人だったといいます。
交際は自然と始まり、約4年を経て2008年に入籍。牧瀬が36歳、NIGOが37歳になる直前のことでした。
以後、舞台やドラマでの露出は控えめになった牧瀬ですが、NIGO とともにライフスタイルを楽しむセレブ夫婦として注目され続けています。
2025年にも二人のラブラブな2ショットがSNSで話題になり、変わらぬ仲の良さが伝わってきました。
木村拓哉も着ていた!BAPE のダウン


木村拓哉がドラマで着用したという『BAPE のダウンジャケット』。
ドラマの撮影で木村さんが着ていたのは、単なる衣装ではなく、彼の私服だったという話もあるそう。
つまり、撮影現場で「使えそうだ」と採用されたリアルクローズだったというのが、なんともストリートらしい逸話です。
BAPE のダウンは、ただ暖かいだけじゃなく、ストリート感とラグジュアリー感を兼ね備えています。
これによって、ストリートファッションがドラマやテレビ経由で広まり、より多くの人々に「BAPE」という名前と雰囲気が浸透したわけです。
HUMAN MADEなど、今のNIGOのブランドは?


NIGO が作ったのは BAPE だけではありません。
上でも触れたように、2010年には HUMAN MADE を立ち上げています。
HUMAN MADE のアイテムは、Tシャツやパーカー、キャップ、ジャケットといった定番ものが中心。
どれもシンプルながら、質感や素材、ディテールにこだわりがあり、日常使いしやすいのが人気の理由です。
また、BAPE 時代のような派手なロゴや過剰な装飾ではなく、「さりげない良さ」「長く着られる確かな作り」が受け入れられており、ストリート・カジュアルファッションの中で一定の地位を築いています。
まとめ
NIGO は、90年代のストリートファッションを牽引した 原点を持つデザイナー。
BAPEでカルチャーを変え、木村拓哉というスターを通じてストリートファッションを一気に広め、さらに HUMAN MADEでは質とデザインにこだわる現代の服づくりを進めています。
この先もNIGO氏の動向から目が離せません。