福岡・北九州発祥の「資(すけ)さんうどん」は、地元で絶大な人気を誇る老舗うどんチェーン。
最近、東京や関西に進出し、さらに2024年にはすかいらーくグループによる買収も発表され、全国展開が期待されています。
一方で、全国的な知名度と店舗数でリードするのが「丸亀製麺」。
今回は、両チェーンの特徴や人気メニュー、今後の展開を比較してみたいと思います。
資さんうどんは東京進出している？
資さんうどん（すけさんうどん）は東京に進出しています。
東京では、2024年冬に東京1号店を「両国」にオープンすると発表しました。
2024年7月には、内神田1丁目で期間限定POP UPを出店。
神田のオフィス街に大行列ができただけでなく、整理券すら入手困難で、大きな話題を呼びました。
東京1号店（両国）以降も、関東への出店を検討しているということです。
しかし、今回のすかいらーくの買収で、その出店がどうなるのでしょうか。
2024年9月現在、詳細は発表されていません。
資さんうどん 関西には何店舗ある？
資さんうどんは、2023年11月に関西地区へ初進出し、記念すべき1号店として「今福鶴見店」（大阪市鶴見区）をオープンしました。
その後、兵庫県など関西圏に店舗を広げています。
以下が、関西の店舗です。
- 今福鶴見店
- 南津守店
- 尼崎アマドゥ店
- 明石二見店
- 尼崎浜小学校前店
資さんうどん どんなメニューが人気？
資さんうどんでは、北九州発祥ならではのメニューが人気です。
地元では「丸天うどん」や「ぼた餅」が有名です。
特に以下のメニューがよく知られています。
丸天うどん
丸天うどんは、資さんうどんを代表する一品です。
「丸天」とは、魚のすり身を揚げた練り物で、しっかりとした味わいがうどんの優しいスープに絶妙にマッチします。
ごぼ天うどん
ごぼ天うどんも人気メニューです。
ごぼうを薄くスライスして揚げた天ぷらがトッピングされており、サクサク感がアクセントとなります。
香ばしさがスープに広がり、食感も楽しめる一品です。
肉うどん
肉うどんは、甘辛く煮込んだ牛肉がたっぷりのった一品。
肉の旨味がスープに染み渡り、満足感が高いメニューです。スタミナをつけたいときやガッツリ食べたいときにぴったりです。
カレーうどん
カレーうどんも根強い人気があります。
カレーのスパイシーさとうどんのだしが絶妙に調和し、特に寒い季節に好まれるメニューです。
東京でもこれらの定番メニューが人気を集めており、福岡の味を再現した本格的なうどんを楽しめます。
ぼた餅（おはぎ）
資さんうどんは、ぼた餅がうどんチェーンとしては異例の人気メニューです。
うどんだけでなく、甘味も提供することで地元の人々に長年愛されています。
モチモチした食感とほど良い甘さのあんこが特徴です。
資さんうどんを食べた人の口コミは？
資さんうどんに対する口コミは非常に好意的なものが多いです。
特に、福岡や北九州出身の方々には懐かしさを感じさせる「ほっとする味」として親しまれています。
人気メニューには「かしわうどん」や「焼きうどん」があり、どちらも安定した美味しさが評価されています。
「焼きうどん」に関しては、鉄板で提供され、熱々の状態で食べられることが特に高評価です。
醤油ベースの味付けや、魚粉をかけて食べるのが特徴で、目玉焼きと一緒に絡めるとさらに美味しさが増すと評判です
また、無料で提供される「とろろ昆布」や「天かす」、食べ放題の漬物も魅力的で、口コミでも「細かいところまでサービスが行き届いている」という声が多く聞かれます。
資さんうどんをすかいらーくが買収 今後どうなる？
資さんうどんは、2024年にすかいらーくホールディングスによって買収されました。
この買収により、すかいらーくが持つ3,000店舗以上のネットワークや供給チェーンの力を活かし、資さんうどんの全国展開が加速されることが期待されています。
すかいらーくの広範なリソースを活用することで、新しい店舗展開や運営の効率化が図られる見込みです。
この買収により、資さんうどんの独自の味やサービスは保ちつつも、より多くの地域に展開され、知名度や利用者が増える可能性があります。
特に新しい地域への進出が進むことで、現在は福岡中心の人気店が全国的に広がることが期待されています
資さんうどんと丸亀製麺 どちらが人気？
資さんうどんと丸亀製麺を比較すると、全国的な人気では丸亀製麺が優勢です。
丸亀製麺は、讃岐うどんの本格的な自家製麺を提供するチェーンとして広く知られており、どこでも安定した味を楽しめる点が高く評価されています。
また、革新的なメニュー（例：「シェイクうどん」など）も話題を呼んでおり、幅広い層に支持されています、
一方、資さんうどんは主に福岡・北九州エリアで絶大な支持を受けているローカルチェーンです。
丸天うどんやぼた餅といった郷土色豊かなメニューが人気ですが、知名度はまだ全国的には限られています。
ただし、すかいらーくグループに買収されたことにより、今後の全国展開が期待されています
まとめると、全国展開と革新性では丸亀製麺が上回っており、地域密着型で親しまれているのが資さんうどんという位置づけです。
まとめ
資さんうどんと丸亀製麺の比較では、全国的な知名度や革新性で丸亀製麺が一歩リードしている一方で、資さんうどんは地元・九州で愛されるローカルの味を武器にしています。
すかいらーくの買収により、資さんうどんの全国展開が加速する中で、地域密着型のサービスと独特なメニューがどれだけ広がっていくか注目されます。
どちらのチェーンも、うどん好きにとって見逃せない存在ですね！
