2025年10月、大阪・関西万博が終わりました。
世界中からたくさんの人が来て、いろんなパビリオンを楽しみましたよね。
でも…

万博が終わったら、あの場所ってどうなるの?
そんな声も多く聞こえてきます。
例えば、
今回は、会場だった夢洲(ゆめしま)がこれからどうなるのか、現在までに決まっていることや、他の国はどのように生まれ変わったのかなど、わかりやすくご紹介します!
万博跡地の候補は?


夢洲は、万博が終わったあともただの空き地にはなりません!
大阪市や大阪府は、夢洲を未来のまちとして育てていく計画を立てています。
そのアイデアの一部がこちら。
どんなものができるの?
- 大きなサーキット(レース場)やライブアリーナ
- ウォータースライダー付きのプール施設
- 高級ホテルやおしゃれなレストラン
- 病気の研究をする先端医療センター
- 海外からの観光客向けのリゾート施設
万博の跡地が、新しい観光スポットや学びの場になるかもしれませんね。
大屋根リングはどうなるの?
会場の真ん中にあった「大屋根リング」。
木でできた丸い形の大きな建物で、万博のシンボルでしたよね!
もともとは全部こわす予定だったそうですが、たくさんの人から「残してほしい!」という声があり、こんな案が出てきています。
- 一部だけ(600メートルくらい)残す
- 木を再利用して、被災地の家づくりに使う
- 一部を別の場所に展示する
形は変わっても、大屋根リングは未来へつながっていけば嬉しいですね。
パビリオンたちはどこへ行く?
「楽しかったパビリオン、全部なくなっちゃうの?」と思うかもしれませんが、実は一部は他の場所でまた使われます。
お引っ越しするパビリオン
- オランダ館 → 淡路島へ
- クラゲの館(クラゲパビリオン) → 広島県福山市へ
- ウズベキスタン館 → 一度解体して再活用
- 大阪ヘルスケア館 → 研究施設として使われるかも?
しかも、建物だけじゃなくて、
- イス
- スピーカー
- 照明など
も、他の学校や施設で再利用される仕組みができているそうです。
世界の万博跡地は今どうなってるの?
これまで世界各地で開催された万博ですが、その跡地がステキに生まれ変わっている例がたくさんあります。
ここでは、いくつかの有名な万博跡地を紹介します。
エッフェル塔(フランス・パリ)


- 1889年 パリ万博のときに作られました。
- 万博のあともそのまま残されて、今ではパリのシンボルに!
- 最初は「大きくて邪魔だ」と反対する人もいたけど、今では世界中から観光客が来る人気スポットに。
万博記念公園(日本・大阪)


- 1970年の大阪万博(EXPO’70)の跡地は、今も「万博記念公園」として残っています。
- あの「太陽の塔」も健在!中に入って見学できるようになっています。
- 広い芝生、季節の花、遊具などがあって、今では家族連れの人気お出かけスポットに。
サウスバンク(イギリス・ロンドン)


- 1951年のロンドン博覧会の跡地は、今はコンサートホールやギャラリーが並ぶ文化エリアになりました。
- サウスバンク・センターという名前で、演劇や音楽のイベントが毎日のように行われています。
モントリオール・ビオスフィア(カナダ)


- 1967年 モントリオール万博のアメリカ館が、今も「ビオスフィア博物館」として残っています。
- 地球環境をテーマにした展示が楽しめて、エコを学べる施設になっています。
エキスポ・シティ(アラブ首長国連邦・ドバイ)


- 2020年 ドバイ万博の跡地は、「EXPO CITY DUBAI」という新しい都市に。
- パビリオンの一部は残されて、教育・環境・技術の体験施設としてリニューアルされました。
- 今ではドバイの新しい観光スポットとして注目されています。



昔の万博会場が、今では人気の観光地や文化施設になっている例って、けっこう多いんですね!
万博が終わったあとも、「未来に何を残せるか?」を考えてつくられた場所は、ずっと人々に愛され続けています。
大阪・関西万博の夢洲も、そんな場所になっていくといいですね!
まとめ
大阪・関西万博が終わっても、夢洲は壊されることなく跡地利用されるでしょう。
- 大屋根リングは木材として生まれ変わる
- パビリオンは全国で新しい役目を持つ
- 夢洲は未来のまちとして成長中
ニュースや大阪市の発表をチェックしながら、夢洲のこれからを見守っていきましょう!